まず「時間 × 場所」で考える
駅、オフィス、住宅、病院、ホテル、商業施設、繁華街。場所には役割があります。その役割に、人が動く時間を掛け合わせます。
- 朝:住宅・ホテルから駅や仕事先へ
- 昼:病院、ホテル、買い物、業務移動
- 夕方:オフィスから駅・会食先へ
- 夜:飲食店、繁華街、駅から自宅・ホテルへ
ベテランは「この場所なら必ず乗る」という秘密の地点を知っているわけではありません。時間、天気、人の流れ、降車後の次の一手を重ねて、空車の時間を短くしています。
駅、オフィス、住宅、病院、ホテル、商業施設、繁華街。場所には役割があります。その役割に、人が動く時間を掛け合わせます。
実車中に次の営業は始まっています。目的地の周辺に、駅、ホテル、病院、オフィス、商業施設があるかを見ます。
雨の日は、普段なら歩く距離でもタクシーを使う人が増えます。駅だけに集中せず、病院、ホテル、商業施設、オフィス出口など「濡れたくない場所」も見る。
コンサート、展示会、スポーツ、宴会。終了時刻の前後に人が一斉に動きます。ただし会場周辺は交通規制や乗降規制が入ることがあるため、規制を確認してから近づきます。
新人ほど一発の長距離を狙いがちです。でも1時間待って1回乗せるより、短時間で何回も乗せられる場所の方が安定することがあります。
見る数字は「単価」だけでなく、待ち時間+空車で走った時間です。
10台並んでいても、次々にお客様が来る乗り場なら早く進みます。3台しかいなくても、お客様が来なければ動きません。
空車時は、お客様が立ちそうな歩道側、建物の出口、交差点の先を早めに観察します。乗車申込みへ安全に対応できる走り方を意識し、急な車線変更や急停車はしない。
アプリや高度な分析は不要です。メモに「時間 / 乗車場所 / 降車場所」を残すだけ。何度も同じ時間帯に乗る場所が見えてきます。
お客様を探すときは、ただ人の多い場所を見るだけではありません。「少し変だな」「この人は何をしているんだろう」という小さな違和感に気づくことも大切です。
こうした人は、これからタクシーを探そうとしている可能性があります。「振り返ったらお客様かもしれない」「顔を上げたら手を挙げるかもしれない」と感じる人の横を通るときは、周囲の交通に十分注意しながら少し速度を落として様子を見ます。目が合ったら、安全に停止できる場所なら一度止まってみます。
通勤、昼間、夕方、終電前後。まず時間帯を確認。
住宅、駅、ホテル、病院、オフィス、繁華街。人が出る方向を考える。
需要がありそうな場所へ自然に流れる。大きく空車移動しすぎない。
「なんとなく有名駅へ戻る」をやめるだけで、空車距離が減ることがあります。