売上・業績等
このサイトについて
KM TAXI BASEは、タクシー乗務員のための学びの基地です。
タクシーの仕事には、教科書だけでは身につかないことがたくさんあります。
KM TAXI BASEは、こうしたタクシーの仕事を、本番の前に繰り返し練習できる場所を作るために始まりました。
なぜ、このサイトを作ったのか
タクシーの現場では、ひとつの事故やひとつのクレームが、その後の乗務員人生を大きく変えることがあります。
事故や違反によって仕事を続けられなくなる人。お客様からのクレームをきっかけに、自信を失ってしまう人。精神的な負担が積み重なり、仕事を離れる人。収入や将来への不安から、別の仕事を選ぶ人。
長くこの業界にいれば、そうした乗務員を目にすることがあります。
一方で、事故やクレームが起きれば、会社には再発を防ぐ責任があります。管理職や教育担当者は、乗務員への指導、安全教育、事故対応、苦情対応などを求められます。
では、問題が起きてから教育するだけでなく、
問題が起きる前に練習できないだろうか。
そこからKM TAXI BASEは始まっています。
タクシー乗務員が抱えるストレス
厚生労働省の調査では、業務に関連したストレスや悩みについて内容を回答したタクシー運転者336人で、次の項目が多く挙げられています。
仕事での精神的な緊張・ストレス
利用客からの苦情等
※これは「タクシー運転者全体の49.7%が売上に悩んでいる」という意味ではありません。業務関連のストレスや悩みの内容について回答したタクシー運転者336人を母集団とした複数回答の結果です。
タクシーは、ただ車を運転する仕事ではありません。安全を確保しながら売上を作り、道路状況を判断し、お客様に接し、ときには苦情や想定外の出来事にも一人で対応します。
だからこそ、運転技術だけでなく、「困ったときにどう対応するか」を練習することも大切だとKM TAXI BASEは考えます。
教育する側にも負担があります
乗務員を指導する管理職や教育担当者も、人間です。
一般の日本人男性労働者を対象とした研究では、9社1,454人を4年間追跡したデータから、新たに管理職へ昇進した人について、昇進から2年後にメンタルヘルスが悪化する傾向が示されています。また、昇進後の労働時間増加も確認されています。
そのため、この結果をそのままタクシー業界に当てはめることはできません。KM TAXI BASEでは「教育・管理する側にも負担が存在し得る」という問題提起の背景資料として扱います。
事故が起きた。苦情が入った。乗務員を指導しなければならない。再発防止策を考えなければならない。会社への報告もしなければならない。
そんな役割を担う人にも負担があることを忘れたくありません。
KM TAXI BASEが目指すのは、乗務員だけを教育する仕組みではなく、教育する側の負担も減らせる仕組みです。
失敗してから学ぶのではなく、失敗する前に練習する
たとえば、お客様が怒っています。本番なら、答え方ひとつでさらに大きなクレームになるかもしれません。
でもAI相手のトレーニングなら、間違えても構いません。
何度でも試して、「こういうときは、こう対応すればいい」という経験を、本当のお客様を相手にする前に作ることができます。
事故防止も同じです。危険な場面を考え、判断し、間違え、理由を知り、もう一度考える。
英語接遇も同じです。聞き取れなくても、言えなくても、何度でも練習できます。
本番で一度失敗してから覚えるのではなく、
本番の前に失敗しておく。
それがKM TAXI BASEの基本的な考え方です。
誰かを追い込むための教育にはしない
KM TAXI BASEは、乗務員の失敗を探したり、誰かを叱ったりするためのサイトではありません。点数を取ることそのものが目的でもありません。
今日も無事に仕事を終えて帰る。
そのために学びます。
安全運転も、接遇も、クレーム対応も、英語も、会社のためだけに身につけるものではありません。
会社の垣根を越えて使える場所へ
KM TAXI BASEは、特定のタクシー会社の社員教育サイトではありません。
新人乗務員も、ベテラン乗務員も、これからタクシー乗務員を目指している方も対象です。
所属会社やグループが違っても、「安全に仕事をしたい」「接客を上達させたい」「困った場面に強くなりたい」という思いに会社の境界線はありません。
タクシーという仕事に関わる人が、会社の垣根を越えて学べる「BASE=基地」にしていきます。
※上記の会社・グループ名は利用対象の例示です。各社との提携、推奨、監修、協賛を示すものではありません。
「kmタクシー」「国際自動車株式会社」との関係について
本サイト「KM TAXI BASE」は、国際自動車株式会社および同社グループとは一切関係のない独立したサービスです。
国際自動車株式会社は「kmタクシー」および「kmブランド」の名称を使用していますが、本サイトは同社または同社グループが運営、提供、監修、協賛するサービスではありません。
名称の一部が類似しているため、誤解防止のため明記しています。
km(国際自動車)の乗務員の方も、その他のタクシー会社の乗務員の方と同じく、KM TAXI BASEをご利用いただけます。
KM TAXI BASEが目指すもの
失敗した人を追い込むための教育ではなく、失敗する前に練習できる教育へ。
乗務員だけに負担を背負わせるのではなく、教育する人の負担も減らす仕組みへ。
そして、
一人でも多くの乗務員が、
自信を失わず、安全に、長くこの仕事を続けられるように。
KM TAXI BASEは、そのための場所を目指します。
参考資料
厚生労働省
「第3章 過労死等をめぐる調査・分析結果(自動車運転従事者)」
厚生労働省資料を開く労働者健康安全機構・労働安全衛生総合研究所
「日本人男性労働者における管理職への昇進が精神的健康と満足度に及ぼす影響」
RECORDsの研究紹介を開く国際自動車株式会社
同社が「kmタクシー」「kmブランド」の名称を使用していることの確認先。
国際自動車株式会社公式サイトを開く※掲載している統計・研究結果はKM TAXI BASE独自の調査ではありません。
※管理職に関する研究はタクシー業界に限定した研究ではありません。